雛飾りにはベーシックな親王飾りから、三段・七段飾り、収納飾り、ケース飾りなどがあります。他にも人気人形作家が作った雛人形や京びな、立雛、家具調三段飾り、ケース入り雛人形など、専門店にはさまざまな雛人形や雛飾りが揃っています。
雛人形を購入する際は、あらかじめ置き場所を決めておくとスムーズに決められます。場所の幅×奥行×高さを測り、それに見合う大きさを目安に種類を絞っていくといいでしょう。また、雛人形を出すのは一年に一度、ほんの短期間なので、ほとんどの時間はしまわれていることになります。収納場所も確保しましょう。
節句人形はほとんどが手作業で、職人が時間と手間をかけて作っており、長く持てるように仕立ても良いものです。伝統的工芸品として名人が製作する雛人形もありますので、正直、高価な買い物であることは間違いありません。
名匠が手掛けた最高級品ともなると100万円以上するものも珍しくありませんが、多くの専門店では、お手ごろな3万円台のものから、50万円台の幅で多様な雛人形を揃えています。高額なイメージの雛人形ですが、低価格のラインナップもあるので、予算と相談して選んでみてはいかがでしょうか。
以上のポイントを事前に押さえておくと、雛人形選びはグッと楽になりますよ。毎年の雛祭りが楽しみになるよう、納得のいく雛人形を選んでくださいね。